身長・体重・血液以外にがん検診もあります。
そして、今年から任意で骨密度の検査をしてくれることになったのです。
追加料金が必要ですが、今までに私も友人も量ったことがなかったのでお願いすることにしました。
踵部分を計器に当てて量るようです。
結果は直ぐに出て、私は年齢平均を上回る優秀な数字。
「このままの状態を保ちましょう」と嬉しいコメントをいただきました。一方の友人。
同じ年にも拘らず、年齢平均の70%ほどの骨密度しかありません。
なんと、骨粗鬆症予備軍に認定です。
「この後、指導がありますから、別室でお待ちください」と宣告されてしまったのです。
割と大きなショックを受けた友人。
可哀相なので、付き添いがてら一緒に指導を受けることにしました。
その話の中で、「骨粗鬆症は若いときからダイエットを続ける女性に多い」と聞きました。
「ドキッ!」私もダイエットは何度もチャレンジしていたからです。
無闇に食事制限をして、必要な栄養を摂取しなかったツケが骨に現れるとの事。
いまのうちに回復させておかないと、年を取ってから骨折をしやすくなったり、背骨が曲がりやすくなるそう。
結果的には、寝たきりの生活になりやすいとも言われました。
ヤバ過ぎます。その後の食事指導には真剣に耳を傾けました。
まず、カルシウムを摂取する食事を心掛けることを最優先にしなくてはならないこと。
カルシウム摂取量の効率を考えると牛乳がオススメ。
野菜にも肉にも含まれているので、まんべんなく栄養を取るのが望ましい。
年を取ると栄養摂取の効率が悪くなるので、今まで以上に食生活の見直しをする必要があるようです。
40代、50代のダイエットは特に身体への影響が大きいので、無闇に行うことは絶対に避けるべきと指導されました。
あとは、運動と日光浴が欠かせないようです。
年配になるとちょっと躓いただけでも大事になると聞いたことがありますが、要は骨粗しょう症が理由で折れやすいという事情が隠されていたのです。
今はダイエットすることは決して珍しいことではなく、20代、30代の女性でも骨粗鬆症が疑われるケースもあるのだそう。
早い人は中学生くらいから食事節制をスタートさせるので、その結果として発症の低年齢化が進んでいるのだとか。
骨密度は5年毎くらいに計測すると、傾向が解かり易いとアドバイスもありました。
友人は「5年後にリベンジする!」と決意していました。
私も既にスタイルよりも健康を重んじるお年頃。
そろそろむやみなダイエットは卒業ですね。