特に体重の停滞期に入ってしまうと、何とかして体重を落とそうと更に厳しく食事制限をかけてしまいがちです。
でもそうすると、ますます体は栄養不足になってしまいます。
生きて行く上ではエネルギーはもちろん、ビタミンやミネラル類も無くてはならないものなんですよね。
わたしたち人間は動くためにはカロリーが必要ですし、体重を落とすために脂肪を分解したり燃焼するためにはビタミンも必要です。
その活動に必要とされる栄養素まで不足してしまうような食事内容では、体重は落ちにくくなるのは当然ですし、肌荒れや便秘などの嬉しくないオマケまで付いてきます。
これでは健康に美しく痩せるという理想からかけ離れてしまいます。
そこでわたしはある方法をとりました。
不足しがちな栄養素を補いつつ、日ごろ我慢しているストレスを発散するために、週に一度のランチだけは一切の食事制限をなくしてしまうことにしたのです。
その時に食べたいと思うものを好きなだけ食べることで、日ごろのストレスからは解放されますし、また一週間頑張ろうという気持ちも持てるようになります。
そして、その時に食べたいものというのは、大抵体が必要としている栄養素を含んでいるものの場合が多いんですよね。
例え一食だけでも好きなだけ食べたのではカロリーオーバーになりそうに思えますが、一度に食べられる量はしょせん限られていますので、それ程びっくりするようなカロリーにはならなかったりします。
また、ランチに行うことがポイントで、一番代謝の活発になる昼食で行うことによって、脂肪として蓄積するのを防ぐことにもつながります。
また、しっかりとカロリーを摂ることができるので、飢餓状態にあると思って省エネモードに入ってしまった体をリセットして、停滞期から抜け出す手助けにもなるんですよね。
わたしはよく、この食べたいだけ食べられるランチの日にお肉を食べていました。
月に一度は豚肉メインの焼肉も悪くないですよ。
豚肉に含まれている、脂肪燃焼効果のあるビタミンBや、便秘や肌荒れ改善効果のある脂質を摂ることが出来ます。
もちろん翌日だけは体重も少し増えましたけど、トータルでみると結果的には一番効率よく体重を落とせたのが、この週に一度の食べたいだけ食べるダイエットでした。
ストレスから脱却して気持ちも新たにダイエットに取り組めるので、長続きしやすいですし、リバウンドすることもなくダイエットを成功させることができました。