あれは、1ヶ月分が先に配られるので、家に持って帰ると、母親が見て『何この高カロリーは』と呆れ返ったものでした。
40代の私が子供のころは、給食の1食分のカロリーが1000カロリーを超えることなどザラでしたので『高カロリーの給食と子供の肥満』が社会問題化し始めていました。
ただ、献立表を見ていると、いつ何を食べるか把握できますし、好物のカレーは金曜日、月末にはケーキが付く、などの楽しみもありましたね。
この献立表はダイエットにも有効です。
ダイエットはモチベーションを維持するのが一番大変です。
病気の兆候があると言われてやむなく始めても辛いのですから、ただスリムになりたい、というだけではなかなか続かないものですね。
都会なら、ライザップのようなシステムに頼るのもいいですが、ダイエットに成功したばかりの体型をずっと保つのは難しいような気もしています。
ダイエットは自分との戦いなので、成功させるために準備に時間をかけたほうがモチベーションも上がります。
明日から食べないぞ!
と毎日言っているより、ダイエット計画を立てたほうがいいです。
私は、あまり間食はしないほうなので、3食の予定を立てるのは簡単でした。
食事をする場所まで書き込んでいたことがあります。
朝食は4、500カロリー程度に留め、外食でよく食べる油分の多い食事のカロリーを調べて書き込んでおきます。
カツ丼、パスタ、焼きうどんなどのカロリーは、付け合わせを含めて軽く1000カロリー前後なので、そういうものを食べる日は、夕食のカロリーはぐっと控えます。
なるべく、一日に摂取するカロリーが2100カロリーを下回るようにしていました。
本当は、1800カロリーに抑えれば、さらに痩せられるのですが、外で仕事をしていて体調を崩してもダメなので、ほどほどの所で折り合いをつけました。
このダイエットが成功するポイントは、必ず週に一度くらい『ご褒美』を付けることですね。
給食のデザートが楽しみだったように、好きなものを食べる日を作ります。
私はご飯、パン、パスタなどの主食をたくさん食べたいほうなので、週一だけご飯をお代わりしたり、山盛りのパスタを食べます。
また、スナック菓子が好きなので、ポテトチップス一袋を食べる日をたまに作ります。
ポテトチップスなどは一袋のカロリーが高いですから、休日の昼食と置き換えてもいいですね。
ダイエットはガマンの連続なので、献立表を見ながら、たまに食べるご褒美を待ちながら続けると、長く続けられました。
また、食べたものが献立表で把握できるので、どれだけのカロリーを摂っていたかが頭の中に入っているため安心感があり、ストレスの少ないダイエット方法だったと思います。
ダイエットに関しては、行き当たりばったりは禁物で、献立表を作るなどして徐々にモチベーションを高め、たまの好物やデザートを目の前に吊るしてモチベーションを維持し持続させることも大事です。