ダイエットの王道は、「バランスの良い食事と適度な運動」です。
この言葉は繰り返し繰り返し使われてきた言葉です。
りんごダイエット、納豆ダイエット、バナナダイエットなど、「〜を食べるだけ」、「〜をするだけ」というダイエット方法が世の中に生まれては消えを繰り返す中、「バランスの良い食事と適度な運動」は、いつの時代のダイエット方法としても、必ず登場するのではないでしょうか。
もうこれしかない!と思った私は、王道ダイエットに取り組むことにしました。
この「バランスの良い食事と適度な運動」という言葉にはクラスの優等生のような響きがあり、「そんなの分かってるけど、もっと楽に痩せたいのよ」と言いたくなりますが、ここは優等生の言葉をぐっと信じて、まずは「バランスの良い食事」について考えました。
一人暮らしを始めてからバランスとは無縁の食事をしている私。
麻婆豆腐を作るにも麻婆豆腐のもとを買ったり、青椒肉絲のもとを買ったり、なにかと「もと」に頼っていました。
味付けをしなくていいから楽ですよね。
また、菓子パンも大好きで、気のむくままに食べたり、アイスクリームなど間食も多かったです。
お酒も大好きで毎日の家での晩酌を楽しみにしていました。
そこで、3つのルールを決めました。
ひとつめは、料理は自分で味付けすることです。
自分で味付けすることで、砂糖をどれだけ使っているかを把握し、少し控えてみたりするなど調整するようにしました。
ふたつめは、できるだけお弁当を持参することです。
お弁当といっても主に前日の夕食を多めに作り、翌日のお弁当にするようにしました。
お弁当箱を洗ったりする手間は増えますが、昼食を外食しないことでお金の節約にもなります。
最後に、お菓子やお酒はカロリーを見てから食べたり飲んだりするようにしました。
これだけのカロリーを消費するのに、どれくらいの運動が必要かを気にすると、食べる量が自然に減っていきました。
ただし、無理に我慢するとストレスに感じるので、ストレスのない範囲ですることにしました。
これら3つは、すべて自分のできる範囲でルールを設定したことが継続させるコツだと思います。
運動にも、ルールを2つ決めました。
出来るだけ毎日寝る前にストレッチをすることと、エスカレーター、エレベーターは使わないことです。
ストレッチをすることで、自分の体の状態を知ることになり、「ちょっと腹筋してみようかな」など、次の運動に繋がりやすくなります。
また会社がビルの8階にあるため、毎日歩いて登ることにしました。
初日は汗をかき、息がきれ、筋肉痛になりましたが、徐々に慣れていきました。
私の場合は、これを1年続けることで、約3kgの減量に成功しました。
今も続けています。
自分ができる範囲のルールを作り、それを継続させることが一番のダイエット方法だと思います。