ファスティングダイエットとは、一定期間断食をするダイエット方法です。
ファストには断食という意味があります。
１～３日間の断食中は酵素ドリンクや野菜ジュースなどを飲みます。
ファスティングダイエットをすることで、肌がきれいになる、便通がよくなる、胃の調子がよくなるなどの変化が期待できます。
しかし、正しい方法で行わないと体調を崩す恐れがあります。
ファスティングダイエットはどのように行えばよいのでしょうか。
まずは準備をします。
毎日お腹いっぱい食べていた人がいきなり飲み物だけになると、体が慣れていないのでびっくりします。
準備期間はファスティングをする日数と同じだけ設けます。
３日間の断食をするなら準備期間は３日間です。
普段よりも食べる量を少なくして腹６～８分目、和食のような脂肪分が少なくい軽めの食事にします。
ファスティング前日の夕食は早めに終えるようにします。
ファスティングは１～３日行います。
３日以上のファスティングをシロウト判断で行うと危険なので、３日以上行う場合は専門家のもとで行ってください。
初めての方は無理をせず１日断食がおすすめです。
断食期間中は酵素ドリンクや野菜ジュースを飲みます。
こまめに飲むと体が栄養で満たされてお腹が空きにくくなります。
おいしい酵素ドリンクや野菜ジュースなら、液体しか口にできないつらさが軽減します。
どうしてもお腹が空くときは、豆乳で酵素ドリンクを割ってみましょう。
とろみがでて満腹感を得られます。
排泄を促すために十分な水分摂取をしましょう。
１日１.５～２Ｌが目安です。
水、ハーブティーなどカフェインや砂糖を含まない飲み物で水分補給します。
体温が１度低下すると代謝が１２％も低下したり、体内の酵素の働きが悪くなります。
断食中は体が冷えやすいので温かいものを飲んでください。
エネルギー摂取量が減るので激しい運動はしません。
読書や土いじりなど普段できないことをしてゆっくり過ごしましょう。
断食が終わったら復食です。
固形物を一切口にしていなかった状態で普段のようにたくさん食べると腸捻転を起こしたり体調不良を起こします。
長期間の断食後に一気に食べて体を壊した方もいます。
復食期間は断食を行った日数と同じだけ設けます。
おも湯や具が入っていない味噌汁などから初めて、徐々に固形物にならしていきます。
復食期間が終わっても肉・揚げ物・砂糖をたくさん使ったお菓子などは控えるようにして、腹８分目にします。
