お正月太りしてしまった、冬になると太る、といった方は少なくありません。
冬は寒くて動きたくないので運動不足になって消費エネルギーが少なくなったり、脂肪をつけて体温を保持するために食べ過ぎてしまいがちです。
消費エネルギーが減って摂取カロリーが増えれば太ってしまいます。
冬は太りやすいから仕方がない、長袖を着て太ももや二の腕は見えないからいいや、なんて思っていませんか。
実は冬はやせやすい時期です。
どうして冬にやせることができて、どうすれば効果的にダイエットできるのでしょうか。
寒いと体温を上げるために熱を作りだすため、冬はエネルギー消費量が増えてやせやすい時期なのです。
夏に比べて冬は10%ほど基礎代謝が高まります。
基礎代謝は生命を維持するために最低限必要なエネルギーで、1日の消費カロリーの60%ほどを占めています。
基礎代謝が高いほど食べても太りにくく、運動してやせやすくなります。
しかし、家でゴロゴロしていたりすると消費エネルギーが減って太ってしまいます。
寒い中外で運動するのはおっくかもしれませんが、外に出て運動すると寒さの刺激も加わって消費エネルギーがアップするのです。
運動習慣がなかった方がいきなり運動をすると筋肉痛になって挫折しやすいので、負担が少ないウォーキングがおすすめです。
10分程度から初めて慣れてきたら30分以上を目安に歩いてみましょう。
運動のための時間がとれない場合は、一駅分歩くなど通勤時間を利用するとよいです。
ハイヒールでは歩きにくく運動効果が減少するので、底が低い靴で歩きましょう。
通勤に適したウォーキングシューズも販売されています。
背筋は伸ばして大股で早歩きをします。
動きを大きくすると消費エネルギーがアップします。
サウナスーツを着て運動をする方がいますが、寒さが刺激になって体温を上げるためにエネルギーが使われるので、寒さをやや感じる寒すぎない程度の服装で運動をしましょう。
ジョギングの方が体が温まるので寒くて外に出るつらさが軽減します。
ウォーキング5分、ジョギング5分を繰り返して行うと、長時間ジョギングするよりも負担が少なく、運動経験がない方でも無理なくできます。
冬はマラソン大会が各地で開催されているので、マラソン大会出場を目標にしてダイエットをするのもよいでしょう。
目標があるとモチベーションが上がって継続しやすいです。
せっかく運動して消費エネルギーを増やしても食べ過ぎてしまったら意味がなくなります。
冬はつい食べ過ぎてしまうので気をつけましょう。