若い頃は体重が一時的に増加しても、後から少しの運動や食べるものを節制すればまた元に戻るのも容易でしたが、中年になるとそうはいきません。
女性の中年太りは見た目も老けて映りますから是非回避したいものです。
しかし中年になると代謝機能が落ちることで痩せにくくなるのです。
ホルモンの働きが落ちていくことで、痩せるのに時間が要するのです。
全身の疲れも残りやすいですし、免疫力も下がってしまいます。
地道に体を鍛えていかないと、どんどん悪化してしまうので注意したほうがいいでしょう。
解消法としては、こまめに運動することで血管年齢を若くすることです。
動脈硬化を防ぎますので、心臓や脳への疾患も同時に防ぐことができます。
体の内側が健康になると、代謝機能も高まります。
代謝が活発化すると、若い頃と遜色なく痩せやすい体を維持していくことが可能になります。
痩せてくると、心も晴れやかになるので見た目にも気を配るようになるのは言うまでもありません。
動きも機敏になりますから、実年齢よりも若く見られるのです。
一方中年以降、動くのを厭い自堕落に過ごしていたら、中年太りが解消しないだけでなく、見た目も一気に10歳程老け込むと言われています。
そうした状況を避けるためにも、1日1時間のウォーキングをおすすめします。
時間がない場合は、自宅でできるエアロバイクなどで30分程毎日漕ぐ事で、変化が見られるようになります。
どうしても中年になると女性は自信を持てずにいるので、服もラインを隠すようなダボッとしたものを選びがちですが、人の目に晒されないと体のラインも崩れてしまいます。
一定の緊張感が大切になりますので、敢えて少しラインの出るような服を選ぶのも大切なことです。
最初は抵抗感があると思いますが、セルフコントロールができて体型に変化がでてくると、逆に楽しくなりますからその快感を味わってみてください。
気持ちを若くするために、服の色も明るめの色合いを選ぶといいかもしれません。
合わせやすい黒やグレーはクローゼットに一時的に仕舞い込み、ピンクやオレンジなどを取り入れてみてください。
うつ病患者に明るい色の服を着せるとその症状が緩和するという科学的根拠もありますので、大いに活用して欲しいと思います。
私自身も明るい服を着て、運動することで継続率が上がったように思います。
血圧も今までは高めだったのに、平均に落ち着いてきました。
代謝が高まると体に良い硬化をもたらします。
中年太りとも疎遠になりますよ。