私が今までやったダイエットの中で一番効果があったと感じるのは、「食前デザートダイエット」です。
こちらは食事の前に軽く甘いおやつを食べることにより、食欲を抑えてしまい、食事でのドカ食いを防ぐというものです。
始める前は「あと3㎏落としたい」と考えながらもちっとも落ちず、自分の身長からするとワンサイズ大きいスカートを、不本意ながら履き続けていました。
今では無事サイズダウンし、満足しています。
実はこのダイエット、はじめから知っていて始めた訳ではありません。
食前デザートダイエットを始める前は、糖質制限ダイエットをやっていました。
それなりに効果的だったのですが、糖分が不足すると極端にイライラする体質で、やっている最中、とにかく辛さがハンパなかったです。
糖質制限と言っても大した量減らしていた訳ではなく、お米をお茶碗1杯食べていたのを、茶碗2分の1に減らしただけです。
それでも1日中不機嫌という状態でした。
ダイエットにイライラは禁物です。
イライラしてしまうと、それだけで痩せにくくなります。
そこで多少の糖質には目を瞑ることにし、食前デザートダイエットを始めました。
食前デザートダイエットは、通常、食事の30分前に50~70カロリーのオヤツを食べます。
オヤツの種類に制限はないですが、私は砂糖をたっぷり入れたコーヒーを120㏄ほど飲むことにしています。
強烈な甘さに加え、コーヒーの苦みが食欲を抑えるのに効果的です。
また、飲む時間も30分ではなく、1時間前を心掛けています。
私の場合、糖分が頭に回るのに30分では足りないようで、30分で食事を摂ると普通に食べてしまいます。
1時間たつと、「自分は今、ドカ食いしたくない。
」とハッキリ自覚するほど満足感があり、失敗しません。
こういった事は個人差があるのかも知れませんね。
皆さんも食前デザートダイエットをする際、甘いものを摂る時間は自分で決めた方が良いですよ。
今では食事量が以前の3分の2位に減っています。
日中眩暈がすることもないので、新陳代謝が衰える年齢に相応しい食事量のようです。
食前デザートダイエットの最大の利点は「とにかく続けていても辛くない」に尽きます。
以前やっていた糖質制限ダイエットに比べ、全体の食事量が減っている上、悩まされたイライラがないのが嬉しいです。
ダイエットというと短期決戦で勝負する方も多いと思いますが、食事量のコントロールは生きて行く上で大事なことです。
一生続けられる方法を選ぶことが、健康のためには大切だと感じます。