加齢とともに脂肪が蓄積し、服のサイズもどんどんアップしていきました。
ダイエットをするにも運動が苦手で極端な食事制限も長続きしない中、効果があったのが低インシュリンダイエットです。
インシュリンを低く抑える食品を摂取することで血糖値を低く保ち、脂肪燃焼を促進する効果があるダイエット方法です。
低インシュリンによって作られた糖は、最低限のエネルギーとして消費される分だけ残し、脂肪細胞に回される分を抑えるように食事を摂ることが必要です。
低インシュリンの食材の基準としてGI値(ブドウ糖を100とした場合の血糖上昇率)が60以下であることです。
例えば、高GI値の主食は白米、食パン、パスタです。
これを全く我慢するのではなく、低GI値の発芽玄米、ライ麦パン、全粒粉パスタに変えるだけです。
目に見えて体重が落ちるのはだいぶ先でしたが、お通じが良くなったりお腹がすっきりするなどの効果はすぐにありました。
また、野菜であってもいも類やにんじん、かぼちゃは高GI値のため摂取を控えました。
逆に肉類や魚は概ねGI値が低かったため、ステーキや焼き魚などは適度に楽しむことができました。
短期決戦で効果が出るものではないですが、約半年ほど継続し、約5キロほどのダイエットに成功しました。
現在もなるべく主食を上記のものに置き換えるなどして維持しています。
炭水化物抜きやカロリー制限のダイエットは、どうしても肌トラブルや風邪をひきやすくなったりリバウンドがあるのですが、低インシュリンダイエットはリバウンドなしで健康的に継続できるのがいちばんの魅力だと思います。